国内や海外の発電所内において機器同士をつなぐ配管の支持装置製品の設計、および作図作業を行っています。
高温の蒸気が配管の内部を通っている場合もあり、状況に応じた設計条件を踏まえた上で設計を行わなければなりません。
発電所という重要なインフラ設備の設計に携わることが出来ると同時に、電気の供給に影響を与えうる責任のある仕事です。

大学では工学部に在籍していたため、就職先を決めるにあたってモノづくりの仕事に携わりたいと思っており、そんな中で山下製作所の業務内容が自分のやりたい仕事の方向性と一致していると思い面接を受けました。
面接時に当時の社員さんが、実際の業務風景を懇切丁寧に紹介してくださったこともあり、この会社で働きたいと思い入社を決めました。

発電所内は非常に多くの配管が張り巡らされており、周囲状況との干渉が発生しないよう注意して設計を行う必要があるため、設計を行っていて非常にやりがいがあります。
位置取りや形状がうまく決まらないときは、先輩社員の方々も意見を出してくださるため、まるでチームが一丸となって設計しているような雰囲気になることもしばしばあります

「楽が出来る」「近道がある」といった考えを、設計業務をしていくうえで適用できることはほとんどなく、何事も地道に積み重ねていくしかないということを痛感しています。
難度の高い設計状況であろうとも、地道に検討を重ね続けることでしか求められている配管支持装置を作ることはできないと、仕事を続けていく中で考えるようになりました。

今の自分から少しづつでもいいので成長をコツコツと積み重ねていき、今後も自分自身のスキルアップを図っていきたいと思っています。
出来ることを着実に増やしていくことで、日々の設計業務のクオリティが向上し、山下製作所の社員としても成長し、巡り巡って各地の発電所の品質・安全性の向上につながっていけば、と考えています。