設計

一貫して対応している設計、製作、保守のうち、設計部では製品の選定や図面の作成を行う重要な役割を担います。
プロジェクトの仕様確認
仕様書など、お客様から提供される資料を確認し設計に必要な要求事項や条件を確認します。

プラントの種類、配管の温度や周囲の環境によって 設計の内容が異なるため、この段階でしっかりと詳細を詰めておくことが重要となります。

社内打合せや、時にはお客様との打ち合わせにも参加し、細かい仕様や要求を確認していきます。
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3Dモデリングと作図
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お客様から提供される仕様書や、プラント3Dモデル、面などをもとに架台や配管支持装置の配置場所を決め、部品選定プログラムに条件を入力して適切な製品や部品を選定し、それらを組み合わせて3次元モデルを作成します。

そして3次元モデルから2次元図を出力し、製作者がスムーズに製品を製作できるよう細かい寸法表記や溶接記号、その他注記の表示などを調整します。 お客様やプロジェクトによって必要な情報が異なるため、必ず人の手が必要になる作業です。

また、図面のチェック(検図)も非常に重要な作業です。
間違いがないか、必要な情報が漏れていないかなど、綿密にチェックを行います。 かつては図面を紙に印刷し、赤ペンで間違いに印をつけるなどしていましたが山下製作所ではタッチパネルモニターを導入し、 タッチペンを使ってPDFに直接印を書き込むなど、紙を使わない検図も取り入れています。

作成した図面がお客様によって承認されると、製造部に図面が回され購入製品の調達、工場での製作に入ります。
工程管理
図面を描くだけが設計部の仕事ではありません。
工程(進捗)の管理も設計部の重要な仕事の一つです。

膨大な図面を作成し、決められた期限までにお客様に提出する必要があるため図面番号や項目ごとに細かく予定日を記した工程表で、進捗を管理します。

作業が進む度に進捗を記録し、定期的に、遅れがないか等を確認します。
場合によっては、お客様に進捗を報告する会議に参加することもあります。
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現場点検
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私たちのインフラを支えるプラントを安全かつ経済的に運転するには装置や設備の定期的な点検およびメンテナンスが必要です。

例えば配管支持装置(パイプサポート)に異常があれば、配管に無理な力がかかり配管につながっている機器装置にも悪影響を与え、プラントの運転に支障をきたす恐れがあります。

山下製作所では、現地(プラント等)に設計者を派遣し、配管支持装置(パイプサポート)等の点検も実施しています。
点検の結果によっては、新しい機器に取り換える場合もあります。